「知財管理」誌
Vol.74 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 74巻(2024年) / 9号 / 1055頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 令和5年商標・意匠・不正競争防止法 関連裁判例紹介 |
著者 | 小林英了/西脇怜史 |
抄録 | 本稿では、令和5年に裁判所より判決が言い渡され、裁判所ウェブサイトに掲載された商標事件・意匠事件・不正競争防止法(以下、不競法と記す)事件の裁判例から実務上参考となる事件を中心に、事案の概要・判旨を紹介し、コメントを付するものである。具体的には、商標事件では出所識別力の有無及び類否判断に関する事案を、意匠事件では新規性(公然性)、新規性喪失の例外適用、共同出願が問題となった事案を、不競法事件では、不競法2条1項1号に関する事案、不競法2条1項20号(品質誤認)に関する事案を紹介する。 |