「知財管理」誌
Vol.74 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 74巻(2024年) / 7号 / 855頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | お役に立ちます! 様々なステークホルダーへ向けた知財活動に関する研究 |
著者 | マネジメント第1委員会 第3小委員会 |
抄録 | 企業経営におけるステークホルダーと言えばまず株主・投資家を想起するが、その裾野は広く、社会的要請等に応じてその範囲も変化する。知的財産の経営上の重要性が高まり、オープンイノベーション、AI、共創といった変化を示唆するキーワードも数多く現れている今、知的財産の観点からみて、重点的に対話を行うべきステークホルダーに見落としはないか。本稿は、自社の知的財産戦略や活動の円滑な推進を図り、有効な対話のアクションプラン策定に繋げていくため、ステークホルダーとの対話における知財部門の新たな役割について考察するとともに、多岐にわたるステークホルダーの中から「知財部門にとって対話の優先度の高いステークホルダー」を特定すべく、客観性を備え、かつ実務上簡便に利用可能な判定基準およびフレームワークを提言する。 |