「知財管理」誌
Vol.74 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 74巻(2024年) / 7号 / 800頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 双方向英語コミュニケーションの時代─背景と対応策─ |
著者 | 田中伸生/泉 卓也 |
抄録 | 自ら「正解」を見つける時代が本格的に到来した。いわゆる先進国だけではなく新興国の現地企業との共創が求められるようになってきた。技術や社会の変化が激しく、情報の鮮度が落ちやすくなった。このような「正解」のない変化の激しい環境下では、創発的な議論を支える「双方向英語コミュニケーション」がこれまで以上に求められる。双方向英語コミュニケーションに対応できなかった失敗やそれを克服しようとする実験的な活動を分析すると、双方向英語コミュニケーションには、英語力に加えて、論理的思考と批判的思考を駆使する力が必要であることが見えてくる。そして、これらの力をまとめて養うためには、双方向英語コミュニケーションの場数を意識的に増やすことが重要である。 |