「知財管理」誌
Vol.74 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 74巻(2024年) / 6号 / 701頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 光免疫療法薬についての知的財産研究─治療に複数工程を要する医薬品の例として─ |
著者 | 医薬・バイオテクノロジー委員会 第1小委員会 |
抄録 | 今日の技術革新は目覚ましいものがあり、医療分野においても例外ではない。今後、これまでにない技術を用いる治療法、または、複数の技術を組み合わせた治療法が生み出された場合、それらを知的財産として適切に保護につなげていくことはますます重要となると考えられる。そこで本研究では、光免疫療法を調査対象とし、楽天メディカル社のアキャルックス®を中心に審査経過を確認し、どのような製品保護戦略が取られているか分析した。また、本療法では複数主体の問題が生じることが想定されるため、各国の法的規制等を調査し、クレームドラフティングの工夫/出願戦略について提案を行った。 |