「知財管理」誌
Vol.73 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 73巻(2023年) / 4号 / 418頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 特許スコアリング・レイティングの活用方法 |
著者 | 野崎篤志 |
抄録 | 特許スコアリングは知財情報を経営・事業に活かすIPランドスケープやコーポレートガバナンス・コードへの対応をはじめとして、様々な場面への活用が期待されている。本稿では特許価値評価における特許スコアリングの位置づけ、上市されている各種特許スコアリング・ツールの整理とスコアリング算出の考え方について整理した上で、特許スコアリングの活用場面として特許ポートフォリオの棚卸、自社ポジショニングおよび重要特許の把握を取り上げた。最後に、特許スコアリングを利用する際、事業貢献の視点、業種・業界構造による出願特性、ノウハウの重要性、被引用回数の有効性および評価対象技術の新規性に留意すべきであることを述べる。 |