「知財管理」誌
Vol.72 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 72巻(2022年) / 7号 / 864頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | イタリア・スペイン・ポーランド・ スウェーデンの知財制度に関する調査 |
著者 | 国際第2委員会 第2小委員会 |
抄録 | 欧州では統一特許裁判所(UPC)協定を承認する手続きが進んでいる。今後、出願人側としては欧州単一効特許(UP)による権利行使という選択肢が増えることになるが、UPC協定に署名していない国の存在やUPC運用開始直後のUPCの判断の予見の困難性を考慮すると各国毎に権利化し訴訟を提起するという選択肢は残される。本稿では、欧州諸国での知財戦略の構築を検討する際の一助となる情報を提供することを目的として、特に欧州諸国の中でも日本企業にとって知財情報の取得が比較的困難と思われる国(イタリア・スペイン・ポーランド・スウェーデン)を対象とした知財制度・出願状況・訴訟の実態に関する調査を行った。 |