「知財管理」誌
Vol.72 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 72巻(2022年) / 5号 / 649頁 |
論文区分 | 今更聞けないシリーズ(No. 180) |
論文名 | (No. 180) 米国特許侵害訴訟の基本 ─事例解説 米国ディスカバリ制度, 秘匿特権,ワークプロダクト─ |
著者 | 永島友悟/結城大輔 |
抄録 | 米国でビジネスを行う場合、米国の民事訴訟の当事者となる可能性が少なからずあり、日本企業は日本の訴訟制度とは異質の証拠開示制度「ディスカバリ」に戸惑いを感じます。本稿ではディスカバリ制度における当事者の開示義務、その例外である弁護士・依頼者間の秘匿特権、およびワークプロダクトの法理について概説し、秘匿特権等を利用することによってどのような文書を開示から保護できるかについて、仮想事例を用いて分析します。 |