「知財管理」誌

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掲載巻(発行年) / 号 / 頁	75巻(2025年) / 4号 / 494頁
論文区分	今更聞けないシリーズ(No. 216)
論文名	(No. 216) 企業担当者向け知財リテラシーの向上／企業での知財失敗例 ─新規性喪失の例外を中心に─
著者	水野浩司
抄録	企業の従業員の知財に関する知識不足や、意識の低さにより様々な失敗が起こることがあります。そのなかでも誤って発明を公開してしまい、新規性を喪失してしまう事例をよく耳にします。しかしながら、特許法には例外的に、その行為では新規性を喪失しなかったとみなされる規定が設けられています（特許法第30条）。本稿では、自己の行為によって新規性を喪失した際、特許法第30条の新規性喪失の例外規定を利用して特許出願するにあたり、留意すべき点について解説いたします。