国際活動

2024年7月9日から17日、世界知的所有権機関（WIPO）加盟国総会が、スイスジュネ―ブ現地とオンラインのハイブリッド形式で開催され、JIPAから山中理事長（デンソー）と上野専務理事が現地で参加しました。

現地時間9日、加盟国総会冒頭で、ダレン・タン事務局長は、20人近い大臣を含む１４００人が参加登録をするという最も規模の大きな総会となったことにふれた上で、世界の知財エコシステムを変革する取り組みが結果を生み出し始めている、単に世界の知財に関わる基準を構築してリーダーの注目を集めるものであるだけではなく、これまで以上に多くの人々にその結果が浸透しその生活にも届くようになってきている、と述べました。

次の日に、加盟国の一般演説に続き、オブザーバーとして、山中理事長によるJIPAの一般演説が行われました。一般演説では、JIPAは、知財を議論し連携を積極的に強化するためのプラットフォームになるというWIPOのビションを共有しており、JIPAが引き続きWIPO GREENを含めたグローバルな連携を強化して持続可能な技術ソリューションを世の中に広めていくことに取り組むことを表明しました。

山中理事長の一般演説は以下からご参照ください。
一般演説PDF

一般演説録画：https://webcast.wipo.int/video/A_65_2024-07-10_AM_123112