「知財管理」誌
Vol.55 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 55巻(2005年) / 1号 / 5頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 中国意匠権侵害の基本的な判断程 |
著者 | 永順、劉鋒 |
抄録 | 近年、中国の法律の整備に伴って、権利行使をする権利者が増加しつつある。意匠特許権について、権利者が自分の権利を、又は被侵害者が自分の利益を守るために、その侵害をどう判断するかについて、中国の関係法律に基づき、裁判官の実際の実務の観点から説明した。侵害の判断をする時、前提は同類製品に属するか否かであり、侵害判断の基準は普通の消費者の眼力である。また侵害判断の主な方法は全体的な観察、総合判断である。更に、均等論は意匠特許権の侵害判断に適用するか否か等についても述べた。 |