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【研修会】滞在型海外研修F04コース ロンドン・ミュンヘン研修報告
本コースは、2005年から隔年で開催しています。新型コロナウイルス感染拡大により、2020年度の中止を挟み、今回が第10回目の開催となりました。本コースは欧州の知的財産制度及びその関連法を正しく理解し、欧州の知的財産権の問題に対し迅速かつ的確に対応できる能力を有する人材を育成することを目的とした研修です。 本年度は14名の受講者が3グループに分かれて、それぞれ関心のあるテーマを設定して事前検討を行い、現地研修に臨みました。
ロンドンでは、Hoffmann Eitle、Mewburn Ellis、ミュンヘンではHoffmannEitle、Vossius & Partner、Winter Brandl、Kuhnen & Wacker各事務所の協力により、各国特許庁や裁判所等の訪問の他、欧州の知財事情についての講義が行われました。
11月より現地研修の内容を踏まえた事後研修が始まります。研修の成果は来年度の知財管理に掲載いたします。
<スケジュール概要>
London Week (10/6-10/12)
10/7 手続・審査
10/8 英国特許庁訪問、クレームの修正、EPOの判例法活用法
10/9 クレーム作成演習、OA演習
10/10 王立裁判所見学、欧州での特許侵害訴訟
10/11 欧州における権利行使
Munich Week (10/13-19)
10/14 特許出願手続の比較、EPC訴訟の最新動向
10/15 ドイツ博物館見学、独英仏のクレーム解釈
10/16 特許ポートフォリオ
10/17 EPO異議申立手続、模擬異議申立の準備
10/18 模擬異議申立審理