国際活動

　 2024/3/26、日本台湾交流協会の紹介により、台湾智慧財産局（TIPO）廖承威局長、林希彥専利争議審査組組長の来日に合わせ、昨年に引き続き、対面で意見交換を実施しました。JIPAからは、SDGs WGリーダー別宮JIPA参与、寺川国際第３委員長、小川副委員長、李副委員長、平林意匠委員長、野田副委員長、事務局が参加しました。 　双方の挨拶の後、特許について、PCT出願制度、間接侵害制度の導入、パリ条約の例による第二国出願時の翻訳期間、意匠について、関連意匠制度の拡充、公告延期制度の公告延期期間の延長、商標について、不使用取消審判等について意見交換を実施しました。 続いて、TIPOから外国企業に対する利便性向上施策が紹介されるとともに、JIPAの「SDGs（持続可能な開発目標）ワーキンググループ」の気候変動への対応方法、JIPAによる会員へのIP研修課程の経験共有等について関心が示され、それぞれ、別宮参与よりSDGs WＧの最近のお取組み、事務局久山部長よりJIPA研修の状況をインプットしました。 それぞれの論点について、闊達な議論が行われ、引き続きの意見交換の機会の継続が約束されました。