シンポジウム・フォーラム
第3回 JIPA 知財シンポジウム
【テーマ】 | 「知的財産訴訟の在り方を考える」 | |
【サブテーマ】 | 「司法制度改革の流れの中で知財訴訟をいかに変えて行くべきか」 | |
【趣 旨】 | 産業界を代表する知的財産制度の最大のユーザー団体として、企業経営に直結する課題である知的財産訴訟の在り方について、各方面の専門家との討論を通じて、よりよい制度設計および運用改善提言に結びつける。 | |
【日 時】 | 2004年2月24日(火) 10:30〜17:10 | |
【会 場】 | 東京ビッグサイト | |
【内 容】 | 10:30 | 開会挨拶 三浦 昭氏 日本知的財産協会 会長(三菱化学(株)相談役) |
10:45 | 第1部――基調講演―― 「Hondaの経営戦略と知財戦略」 吉野 浩行 氏 (本田技研工業(株)取締役相談役) |
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11:45 | 休 憩 | |
13:00 | 第2部(その1)――講演―― 「各国知的財産訴訟の現状と課題」 |
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14:30 | 休 憩 | |
15:00 | 第2部(その2)――パネルディスカッション―― 「迅速・的確な知的財産訴訟に向けて」(以下のポイントを中心に)
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17:00 | 閉会挨拶 作田 康夫氏 日本知的財産協会 理事長((株)日立製作所 執行役・知的財産権本部長) |
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17:10 | 閉 会 | |
17:20-19:00 | レセプション 東京ビッグサイト 6階会場 |
第3回 JIPA 知財シンポジウム 開催速報
「知的財産訴訟の在り方を考える」―司法制度改革の流れの中で知財訴訟をいかに変えて行くべきか―
2月24日(火)、東京ビックサイトにて、会員、一般合わせて約800人が参加し、第3回JIPA知財シンポジウムが開催された。
午前の部では、「Hondaの経営戦略と知財戦略」をテーマに、本田技研工業(株)取締役相談役 吉野 浩行氏の基調講演があり、Hondaの企業文化、先端技術開発、特許の創出、ブランドマネージメント、模倣品対策等、貴重なお話を聞くことがでた。
午後の部は、「各国知的財産訴訟の現状と課題」をテーマに、日米欧3名の判事の方の講演があり、その後、「迅速・的確な知的財産訴訟に向けて」をテーマにパネルディスカッションが行われた。議論の観点は(1)裁判所における特許の有効性判断について、(2)証拠収集手続について、(3)知的財産専門裁判所についての3点で、日米欧の判事と知財ユーザー計8名のパネラー、コーディネーターにより、知的財産訴訟の現状と課題と対応について、前向きの議論が熱く交わされた。
- 基調講演