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国連グローバル・コンパクト・リーダーズ・サミット2013への参加

2013/9/19-20、ニューヨークで開催された国連グローバル・コンパクト・リーダーズ・サミットに、川村前環境技術プロジェクトリーダーが参加し、WIPO GREENについて紹介しました。

本サミットは、3年に1度開催され、国連事務局長や国連本部職員と各国代表的な企業CEOが集まり、主に「平和」「人権」「食糧」「水」「女性問題」等について議論する国連最高レベルの会合で、今回は環境問題に関する特別パネルセッションがありました。

本セッションでは、JIPAより、WIPOGREENを作ったきっかけや経緯を紹介すると共に、「WIPO GREENではデータベースだけでなく、仲介する人材・機関を必要としている」旨、「JIPAとしては、アジアやアフリカなどへのネットワーキングに貢献したい」旨、「技術は特許で保護されているが、日米欧以外の多くの国では特許出願されておらず、技術普及の障害になっていない」旨を説明しました。
また同セッションでは、GEより、グリーンプロダクトや技術の紹介、技術開発から事業展開へのプロセスの紹介があり、国際金融公社からは、同技術普及への資金投入の過程や、実例の紹介などがありました。またセッション後半では、プレス関係者、学生、環境技術に興味のある識者との間で、時間を超える多くのQ&Aが交わされました。

本サミットの別会場では、潘国連事務局長の参加するイベントも催され、ものものしい警備も目立ちましたが、その中で、特別セッションに参加することで、知財業界を超えて、JIPA自体のPRにも貢献できるイベント参加になりました。

[Update 2013-09-30 ]