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AIPLA(米国知的財産権法協会)との定期意見交換

 2021/2/18、オンラインで、AIPLA (American Intellectual Patent Law Association)のIP Practice in Japan Committee(以下、日本委員会)との情報・意見交換会を開催しました。 AIPLAの日本委員会は毎年4月頃に来日し、JIPAと継続的に情報・ 意見交換を行っていますが今年度はコロナの影響でこの様な開催形式をとりました。
 AIPLAよりJoe Re理事長ほか、日本委員会のメンバーが参加され、JIPAより山中常務理事(デンソー)、白水委員長(ギガフォトン)、国際第1委員会委員が参加し、総勢約30名の会合となりました。
  会合では、AIPLA側より、「米国特有の機能的クレーム(means plus function)にかかる日本からの米国出願への対応」、「COVID-19がUSPTOや地方裁判所などでの特許関連活動に与えた影響」、「特許適格性(35 U.S.C.101)にかかるアップデート」の各テーマについて発表がありました。JIPA側からは国際第一委員会森山委員(セイコーエプソン)より「米国におけるAI関連発明の特許要件に関する判例研究(Case study regarding AI-related invention’s patentability in US)」について発表を行い、各テーマについての熱心な質疑応答やディスカッションが行われました。

 最後にこの様な状況でも、定例の会議を開催できた意義は大きく、JIPA、AIPLA双方にとって本会合が有益な情報・意見交換であることを確認し、本年度会合を終了しました。

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[Update 2021-02-26 ]