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2014年度インド・ブラジル審査官との意見交換

2014/11/14、発明協会アジア太平洋工業所有権センターにて、特許審査実践研修で来日しているインド・ブラジル両国の審査官との意見交換会を開催しました。インド審査官は、Manivasakam Marimuthu Ramaswamy氏、Rajni Bala氏、Seema氏、Susanta Das氏の4名、ブラジ審査官は、Karla Consort Ribeiro氏、Viviane Gomes Almeida氏の2名が参加され、JIPAからは、国際第1委員会及びアジア戦略PJインドGのメンバーの全10名が参加しました。

JIPAからは主に審査手続きや審査官の業務に関する質問を行いました。ブラジルに関しては、日本とブラジルの審査実務の違い、ブラジルの特許に関する法律等の関係など、インドに関しては近年の出願増に伴う審査官の負荷増大の状況や日本の出願人の明細書の質について率直な意見を聞くことができました。
また、インド・ブラジル両国の審査官からは、JIPAの活動や日本の知財政策に関する質問があり、いくつかある日本の知財団体の中でのJIPAの特徴や違いを理解していただきました。

会合は3時間を予定していましたが、終了時間を超えても双方の質疑が行われ、非常に意義ある会でありました。JIPAでは、インドに毎年代表団を派遣しており、今年度も年明け2月に派遣を予定しています。東京での上記審査官との会合を行うことで、両国知財の情報も充実してきており、加えて両国への親近感も得る機会となりました。

[Update 2014-11-20 ]