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フィリピン・マレーシア訪問代表団の実施

2015/11/30-12/5、アジア戦略PJ東南アジアWGでは、別所団長を含む12名の訪問代表団を、下記フィリピンとマレーシアの8つの知財関係機関に派遣しました。
本派遣の目的は、昨年度、会員より収集したアセアン各国に関する課題について、提案、改善要請を行うものでした。JIPAとしてのフィリピン訪問は、昨年の国際第4委員会の調査団に続いて2年連続、マレーシア訪問については2年ぶりの訪問となりました。

≪フィリピン≫
フィリピン知的財産庁IPOPHL、マニラ税関、国家捜査局NBI、ACCRA 法律事務所

≪マレーシア≫
マレーシア知的財産公社MyIPO、マレーシア税関、マレーシア国内取引・共同組合・消費者省MDTCC、IP高等裁判所

フィリピン知的財産庁では、商標を優先に、著名商標の判断基準の明確化、登録リストの公開等を要望しました。またマレーシア知財公社では、特許、意匠を優先して、第一国出願主義の廃止、意匠制度の導入等について要望しました。各訪問機関の多くは、協会からの議題を事前に検討頂いており、実現可能性の大小にかかわらず、率直で真摯な議論を持つことができ、大変有意義な会となりました。

なお、他機関での議論については、後日、東西部会および発行資料にて報告致します。

[Update 2015-12-14 ]