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企業経営者向けグローバルビジネスシンポジウムの開催

2016/6/3国連大学にて、企業経営者向けグローバルビジネスシンポジウムを開催しました。本シンポジウムは、経団連とWIPOに共催頂き、主に業界団体含め企業経営に携わる経営者および知財トップ、43団体73名に集まっていただき、“知財の活性化”をテーマに4つの講演を行いました。

開会の挨拶と最初の講演では、田中JIPA会長(三井化学)より、世界の知財情勢をデータを用いて紹介頂いた上で、自社独自の知財戦略の重要性を論じていただきました。
またガリWIPO事務局長からは、「Is Innovation on the Board Room Table?」と題して、知財戦略は企業そして国家にとって重要性が益々増してきており、今や知財を専門家達だけにまかせる時代ではなくなったことを強調されました。
また保岡 衆議院議員は、4/21に公開された自民党政務調査会の知的財産戦略提言の紹介を交え、「我が国産業の活性化のために経営者に期待すること」について講演頂きました。本シンポジウムでは、自民党より、三原衆議院議員、山本衆議院議員、三宅参議院議員も来場され、それぞれコメントを頂きました。
また、御供JIPA副会長(ソニー)からは、「国内外における知財紛争の現場」と題して、米国、ヨーロッパでの経験について、裏話を交えご紹介頂きました。

そして最後に、横尾 内閣府知財推進事務局長よりご挨拶をいただくと共に、経団連 金子 知的財産委員長(凸版印刷)により、閉会の挨拶と下記知財活性化宣言を宣言し、閉会しました。

<知財活性化宣言>
“日本企業の経営者は、グローバル産業競争において知的財産を最も効果的に使うことができるよう行動する”

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[Update 2016-06-07 ]