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第20回JIPA知財シンポジウムの開催報告
2021/3/2(火)、東京国際フォーラムにて「予測困難な時代を拓く ニューノーマルの知的財産活動」と題して、第20回JIPA知財シンポジウムを開催しました。
本年度はコロナ禍による緊急事態宣言の下、急遽ハイブリッド開催から完全Web開催となりましたが、例年並みの1400名を超える参加登録があり、午前に1つの特別講演と、午後に2つのパネルディスカッションを行いました。
午前の部では、柵山JIPA会長、糟谷JPO長官のご挨拶の後、サプライズ出演として、ダレン・タンWIPO新事務局長からのビデオレターが放映されました。
また特別講演として、2019年ノーベル化学賞を受賞された旭化成株式会社 名誉フェロー 吉野 彰氏より「リチウムイオン電池が拓く未来社会」についてご講演頂きました。
また午後のパネルディスカッションIでは、JIPA理事長 戸田裕二氏(日立製作所)がコーディネーターを担当し、パネリストとして、奥村浩也氏(武田薬品工業/ JIPA副理事長)、石島尚氏(リコー/ JIPA常務理事)、山口博明氏(小松製作所/ JIPA常務理事)、上野剛史氏(日本IBM/ 元理事長)の4名に参加いただき「ニューノーマルの時代における企業課題・知財課題」のテーマで、ディスカッションを行いました。
そしてパネルディスカッションIIでは、JIPA前副理事長の足立和泰氏(パナソニック)にコーディネーターをお願いし、別宮智徳氏(日産自動車/JIPA副理事長)、下川原郁子氏(東芝/JIPA常務理事)、竹本一志氏(サントリーHD/JIPA元理事長)、そして上記3企業より各2名の若手に集まって頂き、総勢10名で「ニューノーマルの時代に活躍するグローバル人材の育成」のテーマでディスカッションを行いました。
恒例のポスターセッションは、多くの動画参加があり、委員募集を兼ねて先行開催としました。「ベストポスター賞」では、金賞:商標委員会、銀賞:意匠委員会、銅賞:マネジメント委員会、「会長特別賞」は人材育成委員会、「委員長特別賞」では金賞:商標委員会、銀賞:国際第2委員会、銅賞:会誌広報委員会、「実行委員会特別賞」は少数知財問題研究会(関西)が選ばれました。
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[Update 2021-03-05 ]