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“第2回五大特許庁・五極ユーザ会合”及び”五極ユーザ会議”開催
2013年6月4日、米国サンノゼ郊外クパチーノにおいて、昨年のコルシカ島での会議に引き続いて第2回の五大特許庁(日本、アメリカ、欧州、中国、韓国)と五極ユーザとの会合が開催されました。五大特許庁からは長官が出席し、五極ユーザは昨年と同様に、三極ユーザ(JIPA、AIPLA&IPO、Business Europe)会議のメンバー、韓国KINPA(Korea Intellectual Property Association)、中国PPAC(Patent Protection Association of China)が参加して開催されました。JIPAからは竹中常務理事、宮下常務理事、鈴木(崇)常務理事ほかが参加しました。なお、WIPOからガリ事務局長がオブザーバ参加されました。
この会合は、五大特許庁が2007年からプロジェクトとして検討している各庁における特許審査の質と審査効率の向上を目指した議論に、五極ユーザからの意見・要望を聞き反映するために、五庁長官会合に合わせて開催されました。
今回の第2回会合は、先ず五庁長官から各庁の最近の活動状況が紹介され、その後、五大特許庁が検討しているプロジェクトなどについてユーザからの意見・要望を説明し、庁側からコメントを頂き意見交換を行う、という形で進められました。
具体的には、グローバルドシエ、特許制度調和、PPHの今後の方向性、PCTにおける電子的国内移行制度、特許情報方針、特許分類、機械翻訳、等多岐にわたるトピックスについて活発な議論が展開されました。JIPAからは、グローバルドシエの推進、特許制度調和の一層の推進、等の要望を行いました。
なお、次回第3回会合は来年6月に韓国釜山での開催となります。
また、五大特許庁・五極ユーザ会合に先立ち、前日の6月3日に、五極ユーザのみの会議を開催しました。この会議では、各トピックの内容・検討状況の共有化を図ると共に、翌日の会合の準備として各トピックに対するユーザとしての意見・要望について意見交換を行いました。
[Update 2013-06-26 ]