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2016年度韓国訪問代表団の派遣
JIPAアジア戦略PJでは、2016年11月10-11日に、小薗江PJリーダーを団長として、吉原東アジアWGリーダーほか2名からなる代表団を韓国に派遣し、知財関係機関を訪問してJIPA要望・意見に関して意見交換を行いました。
韓国国家知識財産委員会(日本の内閣府 知財戦略本部に相当)では、キム・ジス知識財産振興官と、コンピュータプログラム自体の特許での保護について、医薬特許の特許権存続期間延長制度について等の意見交換を行い、韓国における現在の検討状況、業界団体等による制度改定に対する反対の状況を含めて説明を受けると共に意見交換を行いました。
韓国国家知識財産委員会との意見交換は初めて実施され、友好的な意見交換となり、今後もこのような機会は有用であることで意見が一致しました。
また、韓国特許庁(KIPO)では、医薬特許の特許権存続期間延長制度について、拒絶理由通知等に対する応答期間の長期化、日本語による韓国出願の容認、商標出願の包括指定について意見交換を行いました。
JIPAからのKIPO訪問は6年ぶりで、KIPO側より今回のような意見交換は有意義であり、今後も積極的に意見・要望をKIPOへ伝えてほしいとのコメントがありました。
[Update 2016-11-22 ]