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インド特許意匠商標総局グプタ新長官との意見交換

2016/2/5、インド特許意匠商標総局より昨年11月に就任されたグプタ新長官が来局され、協会幹部との間で意見交換会を開催しました。JIPAからは田中会長(三井化学)、伊藤常務理事、インド訪問団メンバーの松井委員(キヤノン)他、事務局2名が参加しました。
会では、田中会長、グプタ長官のご挨拶に引き続き、協会の概要説明、翌週に控えたインド代表団の紹介等を行いました。

田中会長の挨拶では、日本企業はインドをビジネスで非常に重要な国であると位置づけていること、このためインド知財も大切に思っており、訪問団派遣や研修派遣、審査官研修協力を行い、知財環境整備の意見も数多く関係機関に具申させていただいていることを説明しました。グプタ長官には当協会の全体活動や訪問団の意味を理解いただき、長官からは今後共インドで海外企業も安心してビジネス活動できるように訪問団の意見を十分考慮して知財環境を整えていきたいという旨の回答がありました。

またフリ−ディスカッションでは、田中会長より三井化学のインドでのビジネス活動についても触れられ、長官も当協会の活動がインドにとっても有益なものであることを認識頂き活発な意見交換となりました。

最後にグプタ長官よりインドの知財環境の整備として審査遅延の問題に対して審査官を450名採用したことが紹介され、新しい審査官の技術研修など当協会への今後の協力の可能性などもお願いされました。

[Update 2016-02-05 ]