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第23回JIPA知財シンポジウムの開催
2024年2月22日(木)、 パシフィコ横浜会議センターにおいて「シン時代の新知財〜高まる期待に応えさらに飛躍する新たな知財の未来〜」と題して、第23回JIPA知財シンポジウムを開催し、約650名の方にご参加いただきました。
午前の部では、金子JIPA会長、濱野特許庁長官のご挨拶の後、ダレン・タンWIPO事務局長のご講演と参加者からのQ&Aセッションが行われました。
また初めての試みとして、小林JIPA常務理事のコーディネートの下、専門委員会委員長(吉岡恒幸(特許第1)、首藤美都子(国際第4)、前川武之(マネジメント第1)、徳若拓也(商標))による座談会を行い、委員会活動の意義や参加することのメリットなどについて、ご紹介いただきました。
午後の部では、理化学研究所 副理事の山本貴史氏より、「大学や国立研究開発法人の知財戦略とイノベーション創出に向けた今後の在り方」をテーマに、現在行われている最先端の研究開発成果を、いかに事業化していくのかなどについて、ご講演いただきました。
続いてパネルディスカッションでは、「シン時代の新知財を語る〜現在と未来〜」と題して、阿部JIPA副理事長にコーディネーターいただき、藤野直人氏(Fairy Devices)、福島正人氏(レゾナック・ホールディングス)、若代真吾氏(パナソニックホールディングス)、中島裕美氏(日本電信電話)の4名のパネリストにご登壇いただき、変化の激しいシン時代において、企業経営にとって知財はどんな役割を果たすべきかなどについて、本音のディスカッションが行われました。
恒例のポスターセッションでは、専門委員会、ワーキンググループ、研究会等から23の団体が参加し、それぞれの活動内容についてPRしていただきました。
今回のシンポジウムを通じて、知財業務に携わる方々が、新たな知財の価値や役割などについて考える、良い機会になったのではないかと思いますし、会員相互の懇親を深める良い機会となりました。
2024年度も、横浜での開催を予定していますので、是非多くの皆さんにご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。
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[Update 2024-02-27 ]