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2013年度 AIPLAとの意見交換会を開催
2013年4月11日、AIPLA IP Practice in Japan Committeeとの情報・意見交換会を開催した。この会合は例年4月に開催されており、今回は、AIPLA側からJeffrey I.D. Lewis会長、Hill元会長、Kasper元会長をはじめ25名、JIPA側から上野理事長、久慈専務理事をはじめ26名の参加があり、総勢51名の会合となった。
会合では、JIPA側より、「日米欧三極の審査手続きにおける記載要件に関する考察」(大塚 特許第1委員会副委員長)の紹介を行い、またAIPLA側からは、「米国特許法改正」について説明を受けると共に、2つの判決「Post Therasense case and practical tips」、「Post Prometheus Interim Examination Guideline」のその後についての紹介、並びに「Patent Exhaustion」、「Means Plus Function Claims」の紹介がなされた。
今回の会合において、AIPLA側からの「米国特許法改正」の説明では、今年2013年3月16日から施行された米国特許法102条の改正を中心に、出願前の発表の取扱、グレース・ピリオドの考え方、等の実務に関係する説明がなされた。また、改正法は、2011年9月16日に大統領の著名をもって発効し、その後今年3月16日にすべての改正法が施行されることになった。
また、JIPA側より紹介した「日米欧三極の審査手続きにおける記載要件に関する考察」については、米国側からたいへん興味深い分析であるとの意見表明がされた。
日米双方のテーマがいずれも関心の高いテーマであったため、熱心な意見交換会となった。(JIPA事務局)
[Update 2013-04-16 ]