トピックス

2014年度中国・四国・九州地区協議会 高松会合

 2014/11/28、香川県高松市の(株)タダノにて中国・四国・九州地区協議会を開催しました。本協議会には正会員・賛助会員合わせて22社37名、共催の発明協会から7団体10名、関係者を合わせて総勢50名が参加者しました。

 本協議会は、2013年度に創設して以来、毎年、中国地区、九州地区にて開催していた会合で、本年度は四国地区を含めて準備を進め、7月に広島会合を実施し、そして此の度、初めて四国地区の高松会合が実現した次第です。

 本会では、味能常務理事(中国電力)による開会挨拶に始まり、職務発明制度、営業秘密保護、知財制度調和など、知的財産を巡る最新トピックスを西尾事務局長より生々しく紹介していただきました。その後、タダノ様のご厚意により、大型クレーンの製造工程を視察させていただきました。各種クレーンのなかでも550トン級の超大型クレーンは迫力満点で、その「ものづくり」力は世界をリードする超ハイレベルなものでありました。

 特別講演では、竹本理事長より「サントリーの知財戦略」と題して、サントリーのグローバルビジネスへの知的財産の取り組みについて、多くの身近な商品事例を紹介しつつ講演していただきました。この特別講演にはタダノ社の30名の技術者も参加されました。

 特別講演の終了後には、志度から高松に移動して懇親会が開催されました。
懇親会には、JIPAの正会員・賛助会員および発明協会のメンバーも参加して、それぞれの立場の方々により交流と懇親が深められました。今回の高松会合は、四国地区での始めての開催でしたが、タダノ様を始め多くの方々のご協力により成功裡に無事終了しました。参加者のアンケートでは、会場・構成ともに好評でありました。

 なお、本協議会は来年2/23広島にて「営業秘密防衛」特別講演会を開催する予定です。知財部門に加え、営業秘密に関わる管理部門・技術部門の方々のご参加をお待ちしています。

[Update 2014-12-15 ]