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モスクワ市法曹協会、欧州法律協力センターの来局
2015/4/9、JIPA東京事務所にモスクワ市法曹協会(Moscow City Bar Association)及び欧州法律協力センター(European Centre for Legal Cooperation)のMs. Yakupova弁護士、他全5名のロシア弁護士が来局され、意見交換を行いました。JIPAからは、2012年度のロシア調査団メンバーと、国際第2委員会現メンバーが参加しました。
JIPAからは、協会の組織体制、活動の仕組み、スローガン等を紹介すると共に、最近の主な活動を紹介しました。また質疑では、職務発明制度に関し、ロシア発明の日本出願の扱い、ヘッドハンティングなどで生じる技術情報漏洩の扱い、模倣品対策について意見交換しました。
一方、ロシア側からは、ロシア弁護士界が創設されて150周年になり、知財保護やシステムに関してはまだまだ不十分であるものの進歩してきている状況、民法の一部に初めて知財の章が導入されるといった法改正情報など、ロシアの知財動向について紹介を受けました。また最近の知財に関する事件として、WEBでの模倣品販売にに関して、サイト運営者に対し差し止め申請がなされ、速やかに命令が発行され処理された事件について紹介を受けました。
[Update 2015-04-13 ]