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台湾知慧財産局の洪局長他との意見交換
アジア戦略PJ東アジアWGでは2017/3/22に日本台湾交流協会東京本部にて台湾知慧財産局TIPOと意見交換を行いました。知慧財産局からは来日中の洪淑敏局長、商標権組の胡秉倫科長が参加され、JIPAからは別宮常務理事他4名が参加しました。
冒頭、知慧財産局からグレースピリオドの要件を緩和する直近の専利法改正についての説明があり、この改正が5/1施行予定である旨をご紹介頂きました。
この他、これ以外の台湾知財法改正の予定についてJIPAから質問すると共に、昨年11月の台北での意見交換時に検討をお願いしたJIPA要望のその後の智慧財産局での検討状況、台湾商標出願に対する情報提供制度の運用状況等について意見交換しました。この中で智慧財産局から、意匠の権利期間長期化等のいくつかのJIPA要望については、要望を反映した内容での専利法改正を準備中である旨の説明がありました。また、商標出願に対する情報提供制度については、台湾では法令中に明示は無いものの、運用として活発に利用されているとの説明が有りました。
昨年副局長から昇格された洪淑敏局長とは、昨年11月の台湾訪問代表団でもお会いして意見交換を行うなど、知慧財産局とJIPAとの交流は毎年友好的に行われており、今後も交流を継続することが双方の一致した意見であることなども確認しました。
[Update 2017-04-25 ]