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タイ知的財産局との意見交換開催

　2022/11/1 東京事務所にて、タイ知的財産局(DIP)との意見交換を実施しました。DIPからSirapat Vajraphai氏(Assistant Director General)、Vaowdao Damrongphol氏(Director, Legal Affairs Office)の2名と、招聘元のJETRO関係者数名が来局、JIPAからは森副理事長、松本副理事長、国際第4委員会から首藤委員長他数名、グローバル模倣品対策PJから大久保PJリーダー他数名が参加しての会合となりました。
　会合では大きく2つのトピック、現在審議中の特許法改正の状況と、模倣品対策に関するDIPの取組についての紹介と意見交換が行われました。
　まず法改正に関しては、現在は内閣審議が終わり、今後国会審議に付される状況であることを確認したうえで、誤訳訂正の機会や新規性喪失の例外等についての質疑と、併せて条文中明確でない点について審査マニュアル等での明確化を要望し、DIP側からも前向きな感触を得ることができました。
　また模倣品対策については、ASEANとして初導入されたMOUについての具体的運用や実態についての質疑に加え、ECサイト上の模倣品対策他に関する意見交換を行い、DIP側からはECプラットフォーム企業との間で、対策を話し合う機会を設けたいとの発言もあり、限られた時間ながら双方にとって有意義な機会となりました。

[Update 2022-11-01 ]