「知財管理」誌
Vol.68 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 68巻(2018年) / 8号 / 1053頁 |
論文区分 | 特集(第4次産業革命(その1)AIに関する知財動向とビジネス上の留意点) |
論文名 | AI発明のビジネス上の留意点に関する研究 |
著者 | ソフトウェア委員会第2 小委員会 |
抄録 | 人工知能、いわゆるAI(artificial intelligence)はもはや基礎研究ではなく、適用できる分野は拡大し続けている。人間が認識し、判断するタスクはどんな業種のビジネスにおいても存在する。このようなタスクをAIに任せよう、という動きが盛んになっている。しかしAIを導入したい企業(本稿では「ユーザ」とする)が単独でAIを開発して自社ビジネスに導入することは、技術者確保等の観点から容易ではない。そのためAIの開発ができる他の企業(本稿では「ベンダ」とする)に委託するケースが増えている。本稿では、AIの開発場面及び利用場面から生じる発明に関する留意点を、ユーザ、ベンダそれぞれの立場から検討した結果について報告する。 |