「知財管理」誌
Vol.68 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 68巻(2018年) / 6号 / 788頁 |
論文区分 | 今更聞けないシリーズ(No. 132) |
論文名 | (No. 132) シンガポール改正特許法の実務について─調査及び審査報告の請求を中心に─ |
著者 | 森山正浩 |
抄録 | シンガポール改正特許法(以下、2017年改正特許法)が2017年10月30日に施行されました。シンガポールにおける特許出願審査は、2014年に、IPOS(Intellectual Property Office of Singapore:シンガポール知的財産庁)が特許出願の調査及び実体審査を行う所謂「Positive Grant System」へと移行しましたが、その調査や審査の流れは複雑で、選択する審査ルートに応じて請求期限、手数料、審査実務等も大きく異なります。2017年改正特許法では、主に補充審査(Supplementary Examination)について改正がなされました。本稿では、2017年改正特許法の概要と実務上の対応について紹介します。 |