「知財管理」誌
Vol.68 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 68巻(2018年) / 4号 / 475頁 |
論文区分 | 特集(知財のターニングポイント) |
論文名 | 日本企業の米国特許戦略に影響を及ぼす近時重要判例の検討 |
著者 | 土井悦生 |
抄録 | 2012年9月16日以後に施行されたアメリカ発明法による特許法大改正と共に米国の特許制度は過去5年ほどで大きな変化を遂げた。またここ数年、とりわけ2017年は、日本企業の特許戦略に影響すると考えられる重要な上級審特許判決が相次いだ。中でも特筆すべきは、米国連邦最高裁判所が多くの重要な上告事件を受理し、また判決を下したことである。本稿は、2017年を中心に過去数年の重要な米国上級審判決を紹介し、それらが日本企業の米国特許戦略にどのような影響を及ぼし得るか、検討するものである。 |