「知財管理」誌
Vol.61 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 61巻(2011年) / 3号 / 289頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 中国専利訴訟の実情 |
著者 | 何 英韜 |
抄録 | 近年、中国経済の急速な発展に伴い、中国の専利(特許・実用新案・意匠を含む)の出願 件数、侵害訴訟件数も急増している。日本企業が中国において専利訴訟を提起する、あるいは提起さ れるケースも増えている。また、「中国国家知的財産権戦略」の施行、特許法及びその実施細則の改 正など、中国における権利取得、権利行使の環境も大きく変化している。中国において如何に有効に 権利を取得し、行使できるか、又は、権利侵害で訴えられた場合にどう対応すべきかなどは、多くの 日本企業が日々直面している課題である。本稿は、中国での専利訴訟の現状を紹介すると共に、日本 企業が特に留意すべき点を説明する。 |