「知財管理」誌
Vol.61 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 61巻(2011年) / 11号 / 1673頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 進歩性が争われた判決の研究−本質的な「作用機能」を見極めた判例を中心にして− |
著者 | 特許第1委員会第3小委員会 |
抄録 | 本稿は、平成21年に判決が下された知財高裁の判例のうち、特許庁における審決の進歩性判断が知財高裁で覆った判例を研究した結果を報告するものである。当小委員会では、動機づけとなり得るものがあるか否かの判断において、本願発明又は引用発明の課題や、本願発明又は引用発明が使用されている状態を考慮して判断している判例を中心に検討した。「作用・機能」や「課題」をキーワードにして関連する判例を紹介する。 |