「知財管理」誌
Vol.59 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 59巻(2009年) / 8号 / 961頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | MedImmune事件の影響に関する研究 |
著者 | 国際第1 委員会 |
抄録 | 2007年1月9日のMedImmune事件の連邦最高裁判決1)において、契約に従ってライセン ス料を支払っているライセンシーによる契約対象特許の無効、非侵害の判断を求める確認訴訟が認め られた。本判決により、確認訴訟が認められるための基準が大幅に緩和されたものと考えられる。本 稿ではMedImmune事件以後のCAFC判決を分析し、その概要を紹介するとともに、特許権者のどの ような行為が、確認訴訟が認められる要因となり得るのか考察した。 |