「知財管理」誌
Vol.59 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 59巻(2009年) / 8号 / 933頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 日米特許審査ハイウェイ案件についての分析および考察 |
著者 | 特許第1委員会特許第1委員会 |
抄録 | 特許審査ハイウェイ(Patent Prosecution Highway。以下PPHと略す)は、2006年7月か ら日米間で1年半の試行を経て、2008年1月より本格運用に移行した。試行期間中、日米間のPPH利 用件数は双方の合計で465件であり、その後も順調に件数が増加している。この間、利用件数だけで なく利用される分野、利用する企業数も伸び、PPHが日米両国での権利取得方策として浸透しつつあ ることが現われている。 特許第1委員会、第1小委員会では、日米PPH試行期間中の2007年8月にアンケートを実施し、 PPH利用企業、未利用企業からPPHのメリット・デメリット、PPHの懸念事項や改善要望などをまと めた。それから1年が経過し、PPHの利用も伸びている中、実際のPPH利用案件がどのように企業の 権利化活動の中で利用されているかを分析した。 |