「知財管理」誌
Vol.59 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 59巻(2009年) / 7号 / 841頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | ステージゲート法における知的財産マネジメント |
著者 | 知的財産マネジメント第2委員会第2小委員会 |
抄録 | 効率的な研究開発マネジメントを目的に北米で提案された「ステージゲート法」は、雇用面や組織面での日本固有の風土に適合するように改良を加えられた上で日本企業に根付いてきている。 本稿では、このステージゲート法の観点から知財部門の理想的な関与のあり方を考察するとともに、実践している企業へのヒアリングに基づいて知的財産の課題を明らかにし、知財部門の関与を如何にして高めていくべきかについて述べる。 具体的には、企業が行っている知財活動の段階に応じて、ステージゲート法への関与の程度が異なるため、知財部門の関与の度合いを、ガイド、基準化、テーマ評価、方向性提示の4つのステップに分けて進めていくことを提案する。 |