「知財管理」誌
Vol.59 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 59巻(2009年) / 7号 / 825頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 戦略的思考を持つ知財人財の育成方法――人財不足は部門長の責任!―― |
著者 | 知的財産マネジメント第1委員会第3小委員会 |
抄録 | 企業の競争力が有形資産から無形資産へシフトしていること、また、企業が存続・発展していくための源泉は人であることから、知財部門にとって、人材の育成は最重要の課題である。特に昨年度後半からの厳しい経済環境の中で、本当の意味で経営に資する知財活動の実践ができる「一流」の“人財”を育成することは待ったなしの状況である。2007年度の当小委員会では「初級者」を「一人前」の知財人材に育てるための理論及び育成手法についての提言を行った。2008年度はその「一人前」の知財“人材”をスピーディに「一流」の知財“人財”にステップアップさせるという部分に焦点を当て検討を行った。本論説では、「一流」の知財“人財”のモデルとして「戦略的思考を持つ知財人財」を定義し、その人財を育成するために企業で実際に行われている有効な事例の紹介を行う。 そして、最後に「戦略的思考を持つ知財人財」を育成するための部門長の心得3箇条について提言を行なう。 |