「知財管理」誌
Vol.59 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 59巻(2009年) / 12号 / 1615頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 米国の判例,審査をベースに対応ファミリー間での記載要件に関する判断の異同について |
著者 | 特許第1委員会第2小委員会 |
抄録 | 2007年度に、記載要件が争点となった日本の判例、審決をベースとして、同一ファミリー 間で結果が異なる事例を抽出し、各国間での判断の異同について検討を行った。そして、日本におけ る記載要件判断が一番厳しいとの結果となったが、それは、日本で争われたケースをベースとしてい ることに起因している可能性もあった。 そこで、2008年度は、2007年度の活動の中で見えてきた課題を基に米国の判例、審査をベースに対 応ファミリー間で結果が異なる事例を抽出し、同様の検討を行った。また、記載要件に関する拒絶理 由の克服率について、日米欧間で比較検討を行った。 |