「知財管理」誌
Vol.59 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 59巻(2009年) / 10号 / 1313頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | IPC-Rの付与実態から見た問題点と効果 |
著者 | 知的財産情報検索委員会第1 小委員会 |
抄録 | リフォームドIPC(IPC-R)1)が発効して早3年が経過したが、特許調査においてIPCを利 用すると、どんな効果が期待できるのか、またどのような点に注意しなければならないのか、未だわ からないことが多い。当小委員会では、三極特許庁のIPC-Rの付与状況を分析することで、その実態 を把握することとした。Concept of Operations for The Reformed IPC(CONOPS)2)の翻訳、およ び日本特許庁(JPO)との意見交換会により、IPC-Rの規則、運用について認識を新たにすることが できた。更に、それらを通して出てきた課題を切り口として、IPC-Rの付与状況に関するデータ検証 を行い、その結果、筆頭分類に関する大きな問題があること、IPC-Rの検索上の効果を明らかにする ことができた。 |