「知財管理」誌
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掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 74巻(2024年) / 3号 / 344頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | IoT分野の特許調査に関する研究 |
著者 | 情報活用委員会 第4小委員会 |
抄録 | 第四次産業革命のコア技術に挙げられるIoT(Internet of Things)関連技術の発展に伴い、IoT関連技術の特許も出願されるようになった。このような背景から、2020年1月に、国際特許分類(IPC)として、IoT関連技術の分類であるサブクラス:G16Yが発効された。本研究の検討を始めた2022年4月時点では、G16Yの付与が開始して2年余りが経過しており、G16Yが付与された公報が一定程度抽出できる状況になった。そこで本研究では、G16Yの付与状況の実態を把握するために、各国におけるG16Yの付与状況の調査を行った。調査の結果、G16Yの付与にばらつきがあることが判明した。上記調査結果を踏まえ、検索式に用いる特許分類をG16Yのみとすることで生じる検索漏れを抑制するために、検索漏れを補うことができると思われる特許分類を検討した。その他、G16Yが付与された公報に基づく出願人の調査等を行った。上記を踏まえ、G16Yを特許検索に使用する際の留意事項を報告する。 |