「知財管理」誌
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掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 73巻(2023年) / 5号 / 570頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | オランダ・フィンランド・ロシア の知財制度の研究 |
著者 | 国際第2 委員会 第2 小委員会 |
抄録 | 欧州では統一特許裁判所(UPC)協定を承認する手続きが進んでいる。今後、出願人側としては欧州単一効特許(UP)による権利行使という選択肢が増えるが、UPC協定に署名していない国の存在やUPC運用開始直後のUPCの判断の予見の困難性を考慮すると、各国毎に権利化し訴訟を提起するという選択肢は残される。本稿では、欧州諸国での知財戦略の構築を検討する際の一助となる情報を提供することを目的として、特に欧州諸国の中でも日本企業にとって知財情報の取得が比較的困難と思われる国(オランダ・フィンランド)に加えて、欧州諸国と経済的な結びつきが強いロシアを対象とした知財制度・出願状況・訴訟の実態に関する調査を行った。 |