「知財管理」誌
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掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 73巻(2023年) / 12号 / 1499頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 外国企業との知的財産紛争の 解決手段に関する調査研究 |
著者 | ライセンス第1委員会 第2 小委員会 |
抄録 | 企業間における知的財産紛争が発生したときの解決手段として、協議、仲裁、調停、訴訟等が挙げられる。特に外国企業との紛争解決手段として近年、国際仲裁が増加傾向にある。国際仲裁は、一般的に裁判の手続と比較して、一審制であることによる迅速性、原則非公開であることによる秘密性、また、ニューヨーク条約に基づく執行力などの点でメリットがあるとされており、日本企業においてもグローバルな取引の増加に伴い、今後は更に国際仲裁の意義や有用性が増していくものと予想される。 そこで本稿では、国際仲裁に焦点をあて、その概要、日本企業における実態、及び実務上での注意点等について、会員企業へのアンケートや専門家へのヒアリングにより調査し、日本企業として国際仲裁にどのように対応していくべきかについての提言をまとめた。 |