「知財管理」誌
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掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 71巻(2021年) / 2号 / 251頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | IPランドスケープに関する研究(その1) |
著者 | 情報検索委員会 第3 小委員会 |
抄録 | IPランドスケープ(以下、IPL)に取り組む企業は、IPLの主たる作業である情報収集・分析を各々の手法で実施している。しかしながら業務の性質上、取り組みの詳細が公開されることはなく、第三者が知ることができるのは概要だけである場合が多い。そのため、これからIPLに取り組もうとしている企業は、真に参考となる詳細な他社事例を得ることが容易ではない。本研究では、仮想事例を通して情報収集・分析を実践し、その手法について研究を行った。その結果、IPLの実践にあたっては、企業の知的財産部門だけでの情報収集には限界があり、事業部門をはじめ、社内の関連部門との情報交換が非常に重要であることがわかった。本稿(その1)では、これらの研究結果を基に、企業がIPLを行う場合のプロセスと、そこに関わる知財部員の役割についてまとめる。 |