「知財管理」誌
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掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 74巻(2024年) / 5号 / 589頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 「三方よし」を実現する知財マネジメント |
著者 | マネジメント第1委員会 第4小委員会 |
抄録 | 近江商人の経営哲学「三方よし」は、売り手と買い手だけでなく社会に貢献できてこそ良い商売で、何とか儲けたいという自分本位の欲望は抑えるべき、という考え方として知られており、企業や事業活動の社会的意義が問われている昨今、自社の経営理念として「三方よし」を組み込む企業も多い。本研究では、三方を「自社」「他社」「社会・利用者」と置いて、企業が事業活動を通じてどのように自社の利益確保と社会的貢献との両立に取り組んでいるか、どのように知財が関与しているかを調査した。さらに、「三方よし」を成立させる知財確保・知財活動のあり方を考察し、「三方よし」実現に貢献する提言を行った。 |