「知財管理」誌
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| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 74巻(2024年) / 12号 / 1570頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | データ共創社会の実現に向けた知財マネジメントの研究─社会課題解決と持続可能経済を目指して─ |
| 著者 | マネジメント第1委員会 第4小委員会 |
| 抄録 | 社会・ユーザーのニーズや環境変化を捉えて、自らのビジネスを俊敏に変革することが競争力の源泉であり、従来の取引先に限らず、多種多様な企業との連携、すなわちタテ型からメッシュ型産業構造への変革が必要と言われて久しい。しかし、従来のタテ型産業構造（サプライチェーン内）の企業間のデータ連携は進展しているものの、同業種他社や異業種他社といったサプライチェーン外にある企業とのデータ連携はほとんど進んでいない。これはデータ連携する目的や効果が曖昧で、同業種他社や異業種他社とは信頼関係が構築されておらず、漠然とした懸念や不安が先行している影響が大きい。 そこで、データ共創社会の実現に向けて同業種他社や異業種他社といった企業とのデータ連携を推進するため、先行事例からデータ連携のパターンを4つに分類し、それぞれに応じた払拭すべき懸念や不安を明確にした。加えて、サプライチェーン外とのデータ連携を加速する知財マネジメントについて考察を行った。 |
