「知財管理」誌
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掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 71巻(2021年) / 1号 / 88頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | AIを用いた特許調査における 業務効率化に関する研究─教師データの作り方の検討を中心に─ |
著者 | 情報検索委員会 第2 小委員会 |
抄録 | 昨今、AI搭載を謳った特許調査ツール(以下、AIツール)が数多くリリースされており、これを活用した特許調査等、各種の知財情報調査業務の効率化が期待されている。しかしひとくちに特許調査といっても、クリアランス調査、技術動向調査、先行技術調査、無効資料調査とその内容は多岐にわたり、各々の調査結果に期待される精度も様々である。そして調査業務毎の要望に応じたAIツールの個別調整方法、例えば教師データの構築方法に関する報告等は、これまでほとんど目にする機会が無かったものと思われる。そこで本研究では、期待される調査結果を出力するための教師データの作成方法を検討した。具体的には、教師データを構成する各項目の在り方と、その調整方法、ならびに好ましい教師データの構成について検討を行った。併せて、AIツールの出力結果(判定結果の分類・スコアリングデータ等)を業務効率化に役立てるための利用方法について検討した。 |