「知財管理」誌
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掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 74巻(2024年) / 3号 / 304頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 想定外の形態にも対応し得る将来を見据えたソフトウェア特許クレームのポイント |
著者 | ソフトウェア委員会 第3小委員会 |
抄録 | 近年、AI、IoT、ビッグデータなどソフトウェアの技術革新が進んでいることは周知のところであり、それら技術と密接に関係するソフトウェア特許の出願件数も、国内外で増加の一途をたどっている。一方で、国内の特許権侵害訴訟において、地裁における原告の勝訴率が22%であるのに対して、ソフトウェア特許における原告の勝訴率は1.9%に留まり、原告にとって勝訴し難いとのデータが存在する1)。本稿は、技術革新の速い技術に関係するソフトウェア特許において、特許権を実際に使用するタイミングでは特許出願時には想定できなかった態様で実施されることも多いという切り口から、判例などの情報をもとに、ソフトウェア特許出願時において将来を見据えたクレーム作成のポイントについて考察した。 |