「知財管理」誌
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掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 74巻(2024年) / 7号 / 828頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 生成AIの知財業務での活用 |
著者 | 萬 秀憲 |
抄録 | ChatGPTなどの生成AIの知財業務での活用可能性を検討した。生成AIの活用方法としては、(1)生成AIをそのまま利用する、(2)生成AIと社内外のデータとを連携させる、(3)生成AIを組み込んだ外部ベンダーサービスを利用する、という3つの方法が考えられるため、それぞれの活用方法で評価した。結果、知財業務での生成AIの活用場面としては、特許調査業務としてSDI支援、分類作成支援、特許読み込み支援、出願・権利化業務として発明発掘支援、特許提案書作成支援、拒絶理由通知書の分析支援、そのほかの業務として知財教育支援、知財契約書作成支援について活用できる可能性が高いと考えられたので、検討結果の一部を報告する。また、活用にあたってのリスクと対応についても述べた。なお、本稿は2024年3月時点の生成AI技術に基づき執筆している。 |