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関西三業種部会開催

 関西の金属機械部会、電気機器部会、化学部会では、年に1回、合同で部会(関西三業種部会)を開催しています。本年度は10月25日(金)、26日(土)に、名古屋で96名が参加しての実施となりました。

 25日(金)はMRJミュージアム(愛知県豊山町)、愛知航空ミュージアムを見学しました。MRJミュージアムでは、当協会会員である三菱重工業株式会社の知的財産部・部長 森 達也氏のご厚意で貸切での見学とさせて頂きました。

 MRJは、「三菱・リージョナル・ジェット」の略称で、このミュージアムではMRJ実機の製造作業を見学することができ、また展示室ではMRJの胴体・エンジン等、実物大の模型を見ることができ、 MRJのスケールの大きさを実感できました。MRJミュージアムに隣接している愛知航空ミュージアムでは、名機百選の模型や国産旅客機「YS-11」や三菱重工業が製造した双発プロペラ機「MU-2」 等の実機が展示されていました。

 26日(土)は、最初に三菱重工業の森部長から「自社の事業・知財」に関しての分かり易いお話を頂き、久慈専務理事の会務報告の後、WIPO・Directorエイミー(Marion(Amy)DIETTERICH)氏 から「WIPOグリーン」について、その背景や目的、計画等についてお話を頂きました。
 赤井事務局員の通訳も交えて、分かりやすいエイミーさんの内容に、会場から大きな拍手が沸き上がっていました。

 そして引き続き、足立副理事長(パナソニックIPマネジメント)からは、「第4次産業革命のインパクト(〜知財部門はどう対応すべきか〜)」のテーマでご講演を頂き、全ての参加会員にとって今後の我々にとって行動すべき方向性等、
示唆に富んだお話をお聞きしました。その後の質疑も活発に行われ、参加会員の興味の深さを窺い知れるご講演と
なりました。

 最後に、三業種の各役員より今後の活動計画を発表し、本年度の関西三業種部会は、無事、終了致しました。

  • 講演するM.Amy Dietterich 氏
  • 部会会場
  • 足立副理事長
  • 部会会場
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