「知財管理」誌
Vol.70 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 70巻(2020年) / 10号 / 1421頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 社内スタートアップに対応した知財活動のあり方 |
著者 | マネジメント第1委員会 第2 小委員会 |
抄録 | グローバル化やデジタル化・AI化の拡大が進むなか、各企業にとっては「新規事業開拓」がますます重要なテーマとなっている。新規事業開拓には、いくつかの手法がある。社外のスタートアップ企業・ベンチャー企業への支援や連携の強化とともに、社内にあるリソースを活用した社内スタートアップ(社内SU)という手法も、企業内の人材・技術・リソース活用の点で期待されるところである。本テーマでは、社内の既存事業と比較した社内SUの特徴を整理し、その特徴に由来する社内SU推進部門と知財部門との意識のギャップを踏まえて知財部門として行うべきことを提案する。具体的には、知財部門として留意すべきこと、そして、より経営に貢献し得るために行うべきことを「まず把握」「チューニング」「死の谷を越える」「好循環へ」の4段階に体系化した。 |